金仏壇は塗り仏壇とも言われ、吟味された部材に塗りを施し、その上に金具や金箔、蒔絵などで加飾された工芸品です。
山形県では古くから「山形仏壇」が有名で、その起源は江戸時代の中期とされます。昭和55年には通産大臣より伝統工芸品として指定を受け、その伝統的技術技法の優秀性を認められ、全国的にも高い評価を得ています。
金箔を施した荘厳かつ重厚な輝き、宮殿の優雅さ、彫刻の豪華さに加え、堅牢な品質と木の温もりが特徴です。
他県でも、京都・滋賀・愛知・新潟・長野・石川・富山・大阪・兵庫・広島・福岡・鹿児島の各府県には国の伝統工芸指定を受けたそれぞれの団体が存在し、品質を保証する通産大臣指定の伝統マークを、厳重な検査に合格した仏壇に付け誇りと責任を表示しています。
仏壇の豪華さを醸し出す金、純度99.99%の24金を金箔や金粉、金泥、金メッキなどの方法で用いられています。金は延性・展性に非常に優れ、1グラムの金は3kmの針金状に延ばすことができ、金箔は1mmの1万分の1(0.0001mm)の厚みにすることが可能です。
また、空気中でも酸化することはなく、変色変質しないので、その輝きがいつまでも保たれる特性を備えています。
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